ジェーン・モンハイト Jane Monheit [Come Drean With Me]
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昨年のブルーノートでライヴを見ることができました。
美しく伸びやかな声と絶対音感の素晴らしさ、良い声の出そうな柔らかな厚みのある肉体。新しいタイプのジャズ歌手は沢山の可能性をチラつかせながら歌ってくれました。

私はシャンソン歌手としては声が高いのが悩みで、自分の声がどうしても好きになれず、何年も苦労して発声を変えてみたり、使う音域を変えてみたり、足掻き続けていました。
歳月を経た今振り返ってみて、自分の声をもっと大切にして歌った方が良かったのでは・・・と思う気持ちがだんだんと強くなっています。
石井好子先生からも昨年のパリ祭の後でも、「高い声を無くしちゃぁダメよ!」と、厳重注意をいただいた事もあって、この一年、年齢とKeyの調整に関して、様々な本から新しい発声法について知識を得てみたり、すごく嫌いな作業のひとつ、自分の歌を聞くようにしたりしながら考えていました。ジェーン・モンハイト Jane Monheit [Come Drean With Me]_e0048332_252088.jpg

今はクラシックの歌手でも平気で地声を使うし、ミュージカルの世界の方達は、皆さん驚くほど広い音域を使いこなしているようです。低い声で歌う為に、高い声を捨てるなんて考え方はもう昔のことのようです。
更年期を向かえ、更に歳をとる程に基礎訓練をサボらずにキチンとやり通している人だけが、長く歌う幸せを手にすることができるというシンプルなお話。これが今の結論です。
発声方法もスポーツと同じ。日進月歩、実践するかは別ですが、本を読むだけでも、へぇ~という面白いことが沢山載っていて、みんな藁をも縋る思いで苦労しているんだなぁ。と大変良い勉強になりました。

p.s 他の国では売れっ子のヴォイストレーナーの地位は非常に高く、収入も仕事の量も歌手との密着度も日本では考えられない程、重要な職業とされているんですよ。
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↑DVDお勧めです。
# by mariko-sugita | 2006-04-30 02:07 | 音資料 CD
ダルマ着るんかぁ?partⅡ
昨日までの悶絶の日々は終わった。
我慢できずに、パリ祭の主催者の窪田さんに電話を入れたから・・・

杉田 「あの~○※▲☆★●✿※って本当なの?」
窪田 「誰が、そんなものみたがるんじゃあ・・・」
杉田 「そ、そうだよね! 私、心配で夕べ眠れなかったんよ。少なくとも私がダルマなんてねえ」
窪田 「・・・」

「ダルマ」とは、レヴューの時のレオタードのような衣装のことですよ。○○さん。
腰のところに羽をつけたり、シルクハット持ったりするスタイルで、
宝塚や、ムーランルージュの踊り子さんが着る衣装のことです。

まさかとは思っていたが、なんで紅白達磨がパリ祭に登場するの!気持ちはワカラナクモナイけど!

それにしても、どうしてあの美い姿を「ダルマ」と呼ぶのだろう?
# by mariko-sugita | 2006-04-29 02:40 | chanson
ダルマ着るんかぁ?
昨日までのゴキゲンな日々は、一瞬のうちに終わってしまった。
「パリ祭」のコーラスの衣装がダルマだという ウワサがあるらしい。
lamandaさんのブログからの情報だが、あまりの恐ろしさに、主催者に問い合わせる勇気が無い。
慌てふためき、貯金通帳を睨んで、エステに駆け込もうかと考える。
いや!噂だけだったらもったいない。
まず、MIKAKOたんにメールして、確かな情報が入ったら教えて!と泣きを入れる。
次に、なぜか、竹下ユキちゃんのブログにグチを書き込んだら、ちょっとだけ安心した。
いや、安心してはいけないのだった。これは逆効果だったかもしれない・・・
おまけに、ビールまで飲みたくなってきてしまった。はぁ~
そういえば、螢月を経営していた頃ユキちゃんも忙しいのに飲みに来てくれた。
あのまま、元気でお店を続けられていたら、もっとひんぱんに彼女とも逢えたのに・・・
・・・ということなんだなぁ。
とにかく、今の大問題はダルマだ!
人が見たくないものを見せるのは、ナンダカ法に引っかかる!とか、
うまい逃げ道はないのだろうか? 
# by mariko-sugita | 2006-04-28 04:56 | chanson
他人のアドリブ
いつも、正しくて恐ろしいことをサラリと言ってのけてくださるピアニストの○○さんは、
ヴォーカリストが他の人のCDなどからフレージングを拝借してきても、
出所をほとんど言い当てることができるそうだ。


その時点では、まだその方のピアノでJAZZを歌ったことはなかったし、
家を出る前に観たニュースの影響もあって、
『・・・触る前に 痴漢!って言われた男の人の気分って、こんなんかな・・・』
な~んてことを想像しながら聞いてたけど、(ゴメン!)

後々まで功を奏してくれてます。
# by mariko-sugita | 2006-04-28 03:23 | chanson
4月26日
急に元気になりスギタよ~な気がする程、ゴキゲンな毎日だ!
人間、身体が資本なんだと改めて自覚している日々でもあります。
体重は少しどころではなく増加の一途を辿っておりますが、お陰で更年期障害だってのりきれそうな勢いなのです。(もちろんダイエットはいたします!絶対に!)

今日は、Sリンとライヴ3軒ハシゴしたのでした。

一軒目。かなり早い時間に着いてしまったので、「近所のBarにいます」と、連絡したら、そのお店の中からSリンが出てきたのでビックリ!やはり、かなり上手である。
カンパリオレンジをを飲みながら、開店を待ってトナカイへ。霧島産の豚肉ソテーのコースをいただきながら、渡邉史さんのオペレッタを満喫させていただいた。
あまりここで酔っ払うとマズイ!と考えた私たちは、ハーフボトルのワインなどをオーダーし、当然、足りる訳も無く、更にもう一本飲み☆、次なる店へ。

赤坂バルバラでは、深江ゆかさん&あみさん&川島豊さん&ピアノは藤原和也さんと豪華メンバー。満員の店内にお席を設けてもらい、ホッと一安心。見渡すとお知り合いも沢山いらして、実に華やか。
お世辞じゃなくて、深江さんは美しい。あの細い身体であの声が出るのだから、やっぱり、歌手に余分なお肉は不必要なのだ。と実感。
リヨン駅を歌ってくださった。
同じ曲でも私の歌とはまるで別の曲。深江さんの世界にヨダレがでちゃいそうになった。
あの歌は訳詩のせいもあるが、本当は可愛い歌ではなく、貧しさの中で少女が描く夢物語で、現実から逃れ、リヨン駅から旅立ちたいという心の叫びの歌だ。なんとかしたいと思いつつ、15年以上そのまま歌っている私。まぁ、CDにも録音してしまったので・・・なんとかしたいバージョンで歌ってゆくけど、やっぱり少しニュアンスを変えたいなぁ。。。
あみさんは、よくブログを覗かせていただいているせいか、いつも逢っているような気分で接してしまう。みんな、もうすぐパリ祭でお世話になる方々だ。
あまり迷惑をかけなくてすむよみますように!神頼み!
歌声もピアノの音色もお客様とのお話も、全てが心に染みてきて、オペレッタも素敵だけど、やっぱりシャンソンはいいなぁ。
古巣に帰って羽をのばす幸せを味わったのでした。ですよね。Sりん!

家に帰ったら、キッチンのテーブルの上にビデオテープが置いてありました。TVの番組を母が録画したものです。体内時計を調整しましょう と、ラベルまで書いてありました。
ごもっとも!私はこれから眠るのですから・・・ 早く寝ないと痩せないんですってねえ。豊かになるのは、心と懐だけなんて都合よくいかないかなぁ。
# by mariko-sugita | 2006-04-27 03:27 | chanson