デビュー・アルバムにあたる前作の「イージー・トゥ・ラヴ」もお気に入りCDとなっていることもあり、¥1,000になるのを待てずに買ってしまいました。 でも、今回はさらに素敵な作品でしたよ。
イタリアのトリノの出身の彼女の声は、あまり癖がなく、歌い方も素直に感情を歌に託している感じがして、とても聴きやすいです。 編成は私の好きな、シンプルなトリオ・・・というか、ほとんど pianoとvocalの二人旅です。
ハンク・ジョーンズのピアノの素晴らしいことといったら、「こりゃ もぅ・・・ 歌手冥利に尽きるでしょう」と、言いたくなってしまいます。
暖かで本当に素敵なピアノの音色。。。その音に呼応し、大切に、心を込めて歌う歌い手。。。普段、ピアノ一本で歌うことの多い私にとって、とても勉強になる一枚でした。