子供の頃、いくつか食虫植物を買ってもらったことがありました。
なかでも、2枚貝のような・・・トラバサミにも見えるような・・・ 「ハエトリグサ」がお気に入り・・・ 観察・実験ごっこの対象になってもらってました。 ![]() 虫を捕らえるところが見たいが為・・・ 我が身を囮にして、蚊やハエをおびき寄せつつ・・・ ↓ ひたすら待てど虫さんは捕まらず・・・ ↓ 観察から実験へと方向転換する ↓ まず・・・ つまようじ でコチョっと触れたりしてみる。 ↓ 反応なし ↓ しつこく、手を変え品を変え・・・触る・・・ 触る・・・ ↓ 反応なし 反応なし 反応なし ↓ 刷毛で虫らし~く、極々ソフト・タッチ・・・ ↓ のっそ~り、音もなく動いて そして 静かに閉じた! ヤッター!! ↓ 再び観察・・・ あ~気になる。だって中はカラなのに、ずっと閉じたままだよ ↓ 蚊?を捕まえて、生きてるふりをさせエサを与えようとしたが、無反応・・・ ↓ 一日中、かかりっきり・・・(こういう性格だった・・・) ↓ 約一週間後・・・ ハエトリグサに すっかり学習されてしまい、相手にされていないことを悟る。 私 ずっと、ハエトリグサには学習能力があるのだと思ってたら・・・ 「ウィキペディア」に、こんな文章が載っていました。 葉を閉じる行為は相当なエネルギーを消費するため、 いたずらに葉を閉じさせ続けてしまうと、葉はおろか株全体が衰えて終いには枯れてしまう。 ・・・疲れていたのね。 ----------------------------------------------- ハエトリグサって正式名称だっけ・・・? 詳細は→ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(以下抜粋・・・) "ハエトリグサ Dionaea muscipula" (別名:ハエトリソウ、ハエジゴク)は、北アメリカ原産の食虫植物。葉を素早く閉じて獲物を捕食する姿が特徴的で、ウツボカズラと並ぶ有名な食虫植物である。 英語の"Venus Fly Trap"(女神のハエ取り罠)は、2枚の葉の縁の「トゲ」を女神のまつ毛に見立てたことに由来する。 また、パックンフラワー等、凶暴性を持つ植物のモデルであることが多い。 ・・・しかし、同じ種の名前なのに、女神のまつ毛×ハエジゴクって・・・ メルヘンしすぎ!×リアルすぎ!・・・(笑) --------------------------------------------------- ・開いた葉の縁には多くのトゲが並んでおり、 ・葉の内側には3本ずつ(4本のものもある)の小さな毛=感覚毛が生えており、 ・その感覚毛に虫が2回触れると、1秒足らずで葉を閉じる。 ・葉を閉じるのに必要な刺激が1回ではなく2回なのは、近くの葉が触れた時などの誤作動を防いだり、獲物を確実に捕えるための適応と考えられている。 見事!虫を捕らえたハエトリグサ君は・・・ ・1日ほどたつと葉は完全に閉じられる ・トゲは逆に外に反り返り、葉の内側で捕まえた獲物を押しつぶし、 ・葉から分泌される消化液でゆっくりと獲物を溶かす。 ・およそ10日で養分を吸収し、 ・葉はまた開いて獲物の死骸をポイ! 再び獲物を待つ。葉には寿命があり、一枚の葉が捕らえる回数は2-3回くらいである。 他の食虫植物同様、彼らにとっての捕虫はあくまでもオプション的な行為であり、捕食しなくとも生き続けることはできる。また、当然ではあるが、ハエ以外の昆虫も捕食する。 ![]() リンクさせていただいている一花一葉byアツシさん、9月25日のブログでは食虫植物のセラセニアを花器にみたててます。美しいですよ。
by mariko-sugita
| 2006-09-27 06:58
| コラム column
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