<< キリ・テ・カナワ 5月22日 月曜日 >>
パリ祭のドレスの仮ぬいに行ってきました
今日は、今年のパリ祭で着る予定のドレスの 一回目の仮縫いに行ってきました。 
私がまだ20代の時から、ずっと衣装を担当してくれていた永田さんが、
ハナエ・モリのオートクチュールサロンから現在のスタジオに移られて
初めてお願いするドレスなので、永田さんとの久しぶりの優雅なひとときです。

ママは可哀そうだけど、明日の朝9時までに検査をしてもらいに病院に行かなくてはならないので、
今回はお留守番。
今の身体で2日続けての外出は無理。と本人も自覚していたようです。
・・・ということは、かなり具合が悪いという証でもあるので、なんだかキュンと切なくなってきます。

ママの着ていたお着物は、殆どおばぁちゃんが縫っていたもので、その遺伝子の作用なのか
ママは布地やらドレスのデザインやら小物の類まで、私の衣装に関することが大好き。
私は杉田家の女三代の中で当然 一番無頓着。

その無頓着娘は 作日、蟻ん子のLIVEだったので、案の定、寝そびれてしまいました。
よく「前の日眠れなかったわ」というけれど、私は歌った日の夜も神経が高ぶったままなのか、
あまりにも日頃、脳ミソを使っていないからなのか、いつもこうなのデス。

睡眠不足がたたって、メヌエルになりそうなイヤな感覚があったけれど、
ダッシュで支度をして、無事に遅刻せずに伺うことができ、ホッとひと安心。

さて、さて、ドレスの詳細は、まだお楽しみ!ナイショ!です。パリ祭のドレスの仮ぬいに行ってきました_e0048332_612315.jpg
私には珍しい淡い色彩のシルク・シフォンのロングドレスですよ。
たっぷりと生地を使ってあり、後ろに長~くトレーンを引くデザインなの。
振り返って自分の後ろ側をを見た時 、思わず
「鯉のぼりが出来そう・・・」と変な感嘆の言葉を述べてしまいました。

以前、森先生のサロンで、大好きな総ビーズのロングドレスを
何着かお願いしたことがあるのですが
その時は さすがに申し訳なく思っておりましたの。
でも、やっぱりキラキラで綺麗で着てみたくて・・・

私のような大柄タイプと、チビモニタイプでは、お値段さておき、
手間と時間が随分違うと思うのです。
総面積にすると、どれ位の差がでることになるのでしょうか。
倍ちかく違うかもしれませんよ。
アトリエの職人さん達、さぞ大変だったでしょうね。と、
今でもビーズ刺繍を目にしては、よくママとお話したりしているのです。
なのに、あんなに根気のいる大変な作業なのに、
ママったらね、もし手の痛みがなくなったら、
本当はビーズ刺繍などをしながら 暮らしてゆきたいんですって。
私は、どうせならその遺伝子、もう少し分けてくれたらよかったのにぃ・・・
そう思うしだいなのでございます。 残念!
 
↗ 写真は・・・↗   懐かしのBeadsDress & 懐かしのMyBody 也。
by mariko-sugita | 2006-05-25 01:59 | chanson
<< キリ・テ・カナワ 5月22日 月曜日 >>