東日本大震災から今日で1年を迎えました。
失われた尊い命。多くの方々の大切な大切な命。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
幸いなことに、私も私の家族も、たまたま運が良かっただけで、今もこうして暮らしています。
だから、この1年の本当の痛みは、絶対に解っていないのだろうし、
分かち合ってゆくことすら、きっと出来ていないのだろうと感じています。
それでも、ご遺族の方、被災者の皆さまが、一歩ずつでも前へと進んでゆけますよう願ってやみません。
あれから、毎日・・・
地震のこと、津波のこと、原発のこと、命のこと、次に来るであろう災害のこと、万が一の時の事、
常にどこか覚悟をしつつ暮らしてきたように思います。
だからね、毎日を大切に・・・でも、それすら、はたして・・・やっぱり出来てはおりません。
今日は、長い長いお付き合いの、母の大切な中村さんが、家の中の耐震補強をしに来てくれました。
玄関に辿り着くまでの間にある、冷蔵庫を留めてくれたりと、今も未だ作業をしてくれています。
有り難いな〜。
私も耐震ゴムを買ったりしに、東急ハンズへ行きました。
震災グッツのコーナーは、とても混み合っていて、
1年前の震災が起きた午後2時46分を、ハンズで迎えることになってしまいました。
アナウンスが流れ、その場に居た全員で黙祷を献げました。
見た目チャライ男の子も、派手な女の子も、全員がきちんと1分間の黙祷をしていました。
黙祷のあと、女の子が、「時間が止まったみたいだったね」と言っていました。
涙がじんわりと込み上げてきて、涙腺の緩くなっている私は、涙を堰き止めるに苦労しました。
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