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5度目の入院

爆笑介護生活だわ!・・・などと笑っている場合ではなかったのでした。
腰が痛くて動けなくなってしまった母を、どうにかタクシーに乗せ、病院へ行ったら・・・
そのまま・・・即入院!となってしまいました。
これで、5度目の入院です。

母が 長年服用している 膠原病の治療薬の「プレドニン」は、
副作用として・・・
顔が丸くなってしまう「ムーン・フェイス」
骨が脆くなる「骨粗鬆症」 ←腰や背骨が全部つぶれてしまう人もいるそうな・・・
そして 致命傷となりかねない、「肺炎」などがあげられています。
腰の痛みは、かなり心配な症状のひとつなのです。

幸いなことに、母の担当の先生は・・・
日本のリウマチ・膠原病医療の最先端で活躍なさっている、いわゆる名医の先生です。
何度か私の歌を聴きにきて下さったり、
家族構成から、生活のリズム、家の中で掃除に励みすぎてしまう母の性格など・・・
全てを把握してくださっています。
もう長いお付き合い・・・かれこれ20年 お世話になっておりますので・・・

それでなくても いつも予約でいっぱいなのに、臨時で無理やり割り込ませて入れていただいたので、
90分以上待たなくてはならないとのこと・・・
順番待ちの間に、レントゲンや、その他の検査など、やらなければならない事がいくつかあったのですが、
レントゲンの台の上に寝るのも大変!
とにかく今回ほど、母が 「痛いの!痛いからヤメテ!」と
半泣きになりながら、看護婦さんに懇願するような姿を見せたのは初めてだったので・・・
「こんなにも悪かったんだ・・・」と、今頃になって認識している自分の判断の甘さに、
まさに頭をガーンと殴られたようなショック!を受けました。

それなのに、なにもしてあげられない!・・・これは、非常に辛い!
申し訳ないやら、情けないやら・・・
「ごめんね。ごめんね。頑張って!」 と、謝るくらいしか何もしてあげられないのです。

結局、母の命を預かり、痛みを和らげ、救ってくださるのはお医者様。
「あぁ。。。なんて お医者様って有難い存在なのでしょう」
担当の先生の穏やかな笑顔が・・・
神様のように、後光が射しているように見えました。
愛情だけでは、かえって病人に負担をかけ、病状を悪化させてしまうのだと、
改めて、深く考えさせられました。

先日の私の風邪の場合もそうなのですが・・・反省です。
今までは、「病院へ行くと風邪がうつる・・・」などと言い、
医者嫌いを決め込んでおりましたが、
これからは・・・ スグにお医者様に駆け込むことに方針転換することにしました。
母がイヤだと言おうとも・・・すぐに病院に連れて行く!
そうすることが一番だと思うことにいたしました。
by mariko-sugita | 2007-04-13 04:37 | Blog
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